インフレや為替変動がわたしたちのくらしにも?!

友人が海外出張から帰国しました。現地のアメリカ人ビジネスパーソンとの会話の中で、Covid-19パンデミックが未だ収束しきらない中、採用募集をかけてもエッセンシャルワーカーが集まらないため、マクドナルドの時給が20ドル、医療機関も医療従事者が集まらないため、看護師の時給が100ドルに達していると聴いたそうです。米国を始めとして、海外でのインフレが急速に加速しており、ニューヨークの家賃が短期間に3割値上げされるということも起こっているようです。自身も昨日、美容院にパーマをかけに行きましたら「次回7月からパーマ料金が5,800円から7,800円になります。」「シャンプー代金は500円上がります。」と言われました。日本では30年経験していなかったインフレが、上陸しています。

今年初めごろに海外の会社と米ドルで契約しました。円で報告した予算金額に対して、実際に支払う5月末になりましたら、円安進行でかなり円の出費が増えました。ウクライナ侵攻が100日以上続いたままで収束していません。

LIFE SHIFTを控え、言えることとして、外部環境はどう変化するか、神のみぞ知るということは本当だと思います。

《見える課題》

私たちは、地球上のかなり遠方で発生している事象に、私たちの親や祖父母の世代よりもより早く、直接的に近いかたちで影響を受けているので、先読みは誰にもできないものの、これらに対して自己防衛したり賢く行動したりするように情報収集したり学んだりする必要があるようです。

《発見・示唆》

為替については、日本円以外の資産を持つことの大切さを痛感。これは、特に資産家でなくとも平均的なサラリーマン家庭であっても、一人暮らしの新社会人にも共通して言えると思います。これが、今はインターネットバンキングが普及し、外貨建てで口座に資金を保有することも可能になっているのでやらない手はないと感じます。ドルを保有しておいて、円安になったらドルを円にして使うのがよい。もちろん、ユーロや豪ドルも同じことだと思います。

  • 今日のつぶやきコーナー

中学校の中間テストを迎えるこどもが、テスト勉強のために私が問題を出し続けるという役割を頼んできました。数学の応用問題、理科・社会の暗記、英語の疑問文のつくり方、スペルの確認、自分が中学生のころとカリキュラムが変化していないような印象を受けました。フレームワークを学ぶことが大事ですが、個別の事項を暗記することは、努力さえできれば学力の高低に関わらず誰にでも比較的やりやすいと肯定的に見ることもできるかな。日本のこどもたちが、21世紀から22世紀にかけての世界経済の荒波の中で、付加価値ある労働者または資本家になるためにこれらのカリキュラムがどう影響していくのかしら。と考えながら、ひとまず被子植物と裸子植物の違いを暗記しました。中間テスト対策Youtubeの充実が役に立ちます。

教材の中で些末なことは疑問もありますね。「私はアメリカ出身です。」I‘m from America.と習っていますが、南北アメリカどちらの大陸の出身なのかしら。生地主義なのでI was born in the U.S.の方が適切な気もしたりしました。